出会いSNSが急増する理由

日本でSNSという言葉を浸透させたmixi。当時は、招待制という珍しさもあってユーザーを爆発的に伸ばし、それ以降、ネット上のコミュニティはSNSが主流となる。

その後は、Facebookやインスタグラムなど海外で人気のSNSが日本でも普及し、個人だけでなく、企業がSNSを利用してマーケティングする時代となっている。

また、スマホの普及で登場したLINEやカカオトークなどのチャット系SNSアプリは、今では生活にかかせないほどの重要なツールである。

SNSの人気とともに、ゲームサイトや動画サイトなどあらゆるサービスがSNS化されるようになった。出会い系サイトも例外ではなく、ハッピーメールやYYC(ワイワイシー)などの大手の出会い系では、「コミュニティ」の作成、「日記」「写真投稿」などのコンテンツを充実させて、男女の出会い目的だけではない会員のコミュニティを重視した「出会いSNS」へと進化させた。

「出会いSNS」となりコミュニティサイト色が強くなったことで、出会い系には抵抗のあった女性が気軽に利用するようになり、従来までのアダルト中心のユーザーだけでなく恋人探しや婚活のために登録するユーザーが増えた。

悪質な出会いSNSも急増

出会い系サイトがSNS化するなかで、その流れに乗ろうと悪質な業者によるSNSサイトやアプリも増えてきた。SNSといっても名ばかりで、掲示板への書き込みやメッセージが送信できるだけの単純なサイトやアプリばかりであるが、無料で利用できることからユーザーが急増している。

無料でSNSを運営する理由は、もちろん業者が利益を得るためで、無料の出会いSNSは、手軽にたくさんのユーザーを集めるための窓口として運営されているに過ぎない。

無料の出会いSNSは危険で出会えない

無料の出会いSNSは、悪質な業者が運営していることが多く、詐欺まがいの手法でユーザーが騙される被害が増えている。無料なので気軽に出会えると思いがちだが、無料の出会いSNSはまったく出会えない。

SNSという言葉から、様々な会員が集まり楽しくコミュニケーションがとれて出会いが多いように感じるが、実際はSNSと呼べるほどの機能はなく、サクラからメッセージが届くだけの詐欺アプリがほとんどである。

悪質な無料SNSに登録している女性はすべてサクラなので、男性はいくらメッセージを送っても出会うことは不可能である。

無料の出会いSNSでの被害

無料の出会いSNSサイトやアプリは、ほとんどが詐欺被害に遭う危険性の高い悪質なものだ。「無料」と「SNS」というワードでユーザーを増やし、業者が運営する別の有料サイトへ登録させるのが主な目的である。

よくみられる手口は、無料の出会いSNSに登録すると、同時に他の有料の出会い系に登録されたり、サクラを使って他の有料サイトへ誘導し登録させるといったものだ。

登録させられる有料サイトは、利用料金が非常に高額な設定になっており、後払いシステムで知らない間に料金がかかるなど、高額な料金が請求される非常に悪質なものが多い。また、SNSに登録している女性はすべてサクラという悪質極まりないアプリも多く、女性とは絶対に出会えな仕組みになっている。

無料出会いSNSには、「即アポ」「アダルト系」「直アド」といった男性にとって魅力的な出会いをアピールしたものも多いが、このようなSNSは間違いなく危険度の高いサクラ系のサイトやアプリなので、絶対に利用することは止めておこう。

安心して出会えるのは大手の出会いSNSだけ

無料の出会いSNSは、女性と出会えないばかりか、サクラや詐欺被害に遭うリスクが高く、利用するに値しない。出会いSNSを利用する際には、「サクラがいなくて女性と出会えること」、「トラブルなく安全に利用できる信頼性の高さ」を最低限満たすものを選ぶ必要がある。

最初に紹介したハッピーメール、YYC(ワイワイシー)や、ワクワクメールなどの出会いSNSは、信頼できる大手の企業が運営する出会い系で、サクラを使わない健全な運営をしている人気SNSである。

SNSとしての機能やコンテンツも充実しており、出会い目的だけでなく会員同士のコミュニケーションも楽しめるため、女性の会員数が多く男女比のバランスが取れた数少ない出会いSNSだ。

このような質の高い運営を完全無料で維持するのは難しく、一部有料の出会いSNSとなっているが、悪質出会い系とは違って非常に良心的な料金でサービスを利用できるので安心して欲しい。

出会いSNSで安全に出会うためには、怪しい業者が無料で運営する出会いSNSではなく、大手の信頼できる出会いSNSを利用することを強くおすすめする。