アプリや出会い系サイトにおける援助交際の実態とは?
出会い系のアプリやサイトは援助交際目的で使う人が多い、というイメージを持っている人も多いかもしれません。たしかに、出会い系のアプリやサイトには、援交相手を探している女性が多いです。
ですが、出会い系のアプリやサイトで援交相手を探している女性について詳しく調べてみると、援デリ業者が不正に開設したアカウントを使って大量に登録している「実在しない女性」が大半を占めるなど、実態は多くの人が想像するものとは少々異なります。
また最近では、パパ活をする女性も増えています。パパ活をしている女性には大人の関係になることなく金銭的な援助をしてもらう女性もいるなど、セックスの対価としてお金をもらう「援助交際」ではなく、デートに付き合ってくれるお礼として謝礼を受け取る、曖昧な関係や交際形態で会うケースもかなり増えています。
この記事では、援交目的の人が多いアプリや出会い系サイトと、会える相手の探し方や見つけ方について、実際にどのようなやり方でアプリやサイトの利用者が出会っているのか?について調査し、その実態について詳しくレポートします。
出会い系のアプリやサイトには、昔ながらの意味の「援助交際」で相手を探している人もいれば、単純に援交や売春とは言い切れない曖昧な関係の交際希望の女性もいるなど、昔よりも複雑化しています。
※本記事は援助交際(援交)や売春・買春を推奨することを目的とするものではありません。
そもそも援助交際とは?
援助交際(援交)とは、女性が金品を対価として男性とデートや性行為などの行為をすることです。昔は売春の隠語として使われていましたが、現在では売春よりも援助交際と呼ぶことが一般的となっています。
援助交際や売春の定義
日本における売春の定義は、「金品を受け取り不特定の相手と性交をすること」とされています*1。「性交」とは本番行為を指し、それ以外の性交類似行為(フェラチオやアナルセックスなど)は売春にあたらないとされています。
ただし、18歳未満の児童の場合は、児童買春・児童ポルノ禁止法によってわいせつな行為そのものが禁止されているのでこの限りではありません。
また、売春の防止を目的とした売春防止法では、売春とその客になることを禁止しています。ですが、違法とされているにもかかわらず罰則は設けられてないため、刑罰を科せられることはまずありません。これは売春防止法が「女性の保護と更生」を目的としているためです。
売春防止法で処罰の対象となるのは、公衆の目にふれるような方法や公共の場所での客引き、売春の周旋など、売春を助長、管理するような行為です。
したがって、出会い系サイトや掲示板、アプリなどで客引きする行為はこれに該当するため違法ということになります。
*1 [参照元]売春 – Wikipedia
援助交際と売春の違い
援助交際は売春の一形態でそれぞれに明確な違いはありませんが、援助交際と売春では次のように区別されることが多いです。
- 援助交際は、必ずしも性的な行為を伴うわけではなく、食事やカラオケなどデートをすることで金品を受け取る行為も含む。
⇒パパ活とほぼ同じ意味 - 18歳未満の児童による売春行為は、売春と言わず援助交際と言われることが多い。
援交できるアプリや出会い系サイト
では、実際に援交をしている男性・女性はどんなアプリやサイトを使って援交相手を見つけているのか?ここでは、「援交目的の人が多いアプリ、出会い系サイト」として使われることが多い人気のアプリやサイトについてレポートします。
ワクワクメール
ワクワクメールは、援交目的の人が多い出会い系として現状最も使いやすく出会いやすいことで人気があります。そのポイントは以下の4つです。
- ワクワクメールは元々割り切りやプチ援目的の素人女性による援交相手募集が盛ん
- パパ活をする女性の間では、定番中の定番のパパ活アプリして認識されていていて素人女性が圧倒的に多い
- 援交相手募集の素人女性になりすました援デリ業者対策がきちんと実施されているので素人女性と圧倒的に出会いやすい
- 無料ポイントが多く、ポイント消費も少なくて済むので圧倒的にコスパよく出会える
こうした条件が重なっていることで、ワクワクメールでは援交相手を探す女性、男性いずれにとってもとても使い勝手がよくとても重宝するアプリ・サイトとして人気があるのです。
ワクワクメールで援交相手を探すコツ
ワクワクメールで会える相手を探す時のポイントは以下の2つ。
- 掲示板のピュア募集の「今すぐ遊ぼ」またはアダルト募集の「今すぐ会いたい」で男性を探している女性にアプローチする
- プロフ検索の「自己紹介」で、「パパ活」や「条件」などと指定して検索する
この2つの方法で女性・男性を探すと、援目的の相手が簡単に、すぐに見つけられます。
➡ ワクワクメール公式R18
現在の出会い系サイトやアプリでワクワクメールほど、すべてにおいてバランスのいい使いやすいサイトやアプリはないと言っても過言ではありません。
特に割り切った関係の出会いとの相性は抜群なので、そういう目的の男性・女性はまずはワクワクメールから始めるのが鉄則と言えるでしょう。
PCMAX
出会い系のアプリやサイトを使ってパパ活をしている女性にとって、PCMAXは今最もパパ候補の男性と出会やすいことでパパ活女子の間で人気となっている出会い系です。
パパ活サイトやアプリからPCMAXに流れてくる素人女性が多いこと、そしてそれらの女性の多くが大人の関係ありのパパ活をしているので、男性にとってはかなり出会いやすくなっていると言っても過言ではないほど出会いやすい条件が整っているのです。
PCMAXで援交相手を探すコツ
PCMAXで会える相手を探す時のポイントは以下の2つ。
- 女性からのメッセージは業者と見なして無視する
- キーワード検索でパパ活目的、プチ援目的の女性を探す
PCMAXではこの2点を意識して女性を探すと簡単に会える相手を見つけることが可能です。
➡ PCMAX公式R18
PCMAXは昔から大人の出会い目的の女性と男性が出会う場として人気がある出会い系サイトでしたが、近年はパパ活目的の素人女性が急増したことで、それに輪をかけたような状態になり、かなり出会いやすくなっているのが特徴です。
pater(ペイターズ)
paters(ペイターズ)は、ネットでアプリやサイトを使って大人の関係ありのパパ活をする女性であれば、誰でも必ず使うと言っていいぐらい定番のパパ活専用の出会い系アプリです。
数あるパパ活系の出会い系アプリの中でも、登録会員数は最も多い約200万人と出会いのチャンスが多いことでも人気があります。
そのため、paters(ペイターズ)では大して苦労することなく大人の関係ありのパパ活で会える女性と出会えるのが最大のポイントです。早いときは最短でその日中に相手が見つかって、顔合わせからホテルデートへと繋げられるおすすめのアプリです。
paters(ペイターズ)で会える相手を探すコツ
paters(ペイターズ)で会える相手を探す時のポイントは、大人の関係ありで会える女性かを見極める、確認してから待ち合わせの約束をすること、です。
paters(ペイターズ)には、大人の関係ナシのパパ活をしている女性もいるので、どこまでOKなのかを事前のやり取りでしっかりと確認しておくようにしましょう。
パパ活をしている女性には、顔合わせだけでお手当を稼ごうとするしたたかな女性もいます。
最初は顔合わせだけで、当日の大人の関係は考えていません。
このような女性とは会っても意味がないので、いくらタイプだとしても避けるべきです。「あわよくば当日でも大人の関係になれるかも……」と期待して会いに行っても拒否られる可能性が高いので気をつけましょう。
その点を押さえたうえで、条件が合う相手を見つけられれば、paters(ペイターズ)では顔もスタイルも良く、エッチに積極的な女性との大人の関係を存分に満喫することが可能です。
paters(ペイターズ)は僕の個人的なお気に入りのアプリのひとつとなっています。それぐらい、レベルの高い女性と簡単に会えてヤレちゃう手軽さは、他のどの出会い系サイトやアプリでも味わえない、paters(ペイターズ)ならではのメリットと言えます。
出会い系は援交(売春)希望の女性が多い!?
出会い系のアプリやサイトでは援助してくれる交際相手を募集する女性が多く、男性を探すのにうってつけのツールとなってしまっています。
素人女性との出会いを求める男性にとっては、知り合った女性がメールのやり取りの途中で援助目的と判明することもあるので迷惑な存在ですが、そういう相手を探したい男性にとっては好都合な条件が揃っているということになります。
ただ、出会い系で援助交際することは、基本的にどのアプリやサイトでも禁止されていますし、そもそも援交は決して推奨されるものではありません。そのため、援助ありの交際目的の人たちの間では、隠語が使われることが多いです。
たとえば、プロフィールや掲示板に「割り切り」「お願いあり」「条件あり」といったワードが書かれていれば、金銭が絡んだ援助ありの交際が目的であることが多いです。
出会い系の援助交際で使われる隠語
出会い系のアプリやサイトでの援交相手探しで使われる隠語としては以下のようなものがあります。
- 援交目的を示す隠語
- 割り切り
- お願いあり
- 条件あり
- 助けてくれる人
- 余裕のある人
- わかる人
- 最初だけ
- ◯
- パパ
- サポ、サポート
- 金額や条件を示す隠語
- 苺(1万5千円)
- ホ別、別(ホテル代は別)
- ゴ有、ゴ付(ゴム有り)
- 諭吉(1万円)
- @2(2万円)
- 5K(5千円)
- TU、WU(トリプル諭吉=3万円、ダブル諭吉=2万円)
- プチ(本番なし)
- k(キス)
- F(フェラ)
出会い系で援交相手を探している女性の実態
出会い系で援助交際をしている女性は、個人的に客引きをしている女性よりも、実は援デリ(裏デリ)と呼ばれる風俗業者が女性に成りすましている場合が圧倒的に多いです。
援デリ業者は、出会い系のアプリやサイトで男性客を見つけて待ち合わせ場所に女性を派遣するというデリヘルと似た形態の風俗業者ですが、実態は、男性と援交希望の女性を引き合わせる、いわば売春の斡旋という犯罪行為を行っている裏組織です。
また、援デリ業者が派遣している女性は、18歳未満の児童である場合もあり、たとえ年齢確認のある健全な出会い系サイトやアプリでも、援デリ業者を利用することで児童買春の加害者となってしまう危険性があるにはくれぐれも注意しましょう。
出会い系サイトやアプリを使う人の中には、援デリ業者を「手軽に使える風俗」と捉えて、深く考えることなく会う人もいますが、業者が派遣する18歳未満の未成年児童と会うことによって意図せずして犯罪の加害者として摘発されるリスクがあることを踏まえると、出会い系で援交相手を募集している女性の誘いには絶対に応じてはいけません。
18歳未満の児童による援助交際問題
平成20年、出会い系サイトが児童買春の温床となり社会問題となったことから「出会い系サイト規制法」が施行され、現在、18歳未満の児童が出会い系サイトを利用することは禁止されています。
年齢確認をちゃんとしている出会い系は安全
この法律によって、出会い系サイトの利用には身分証などで年齢確認することが義務づけられ、中高生が出会い系サイトを利用して男性客を探すことは実質不可能となりました。
つまり、逆に言えば、年齢確認をしっかりしている大手の出会い系アプリやサイトであれば、援助目的の女性だとしても18歳未満の児童ではないということになるのです。
SNSやネットのコミュニティが援交の新たな温床になっている
ですが、Facebook、mixi、TwetterなどのSNS、ゲームサイト、ブログ、掲示板など、出会い系以外にもユーザー同士が交流できるサービスが豊富に存在します。これらのSNSでは年齢確認は行われていないため、援交目的の児童はこうしたSNSやコミュニティーサイトに場所を移して客引きをするようになりました。
年齢確認なしで使える脱法的なアプリも多い
また、スマートフォンの普及とともにユーザーが急増しているLINE掲示板やチャットアプリは、出会い系サイト規制法の抜け穴をついて年齢確認無しで利用できるものが多いため、児童による援助交際問題が再燃しつつあります。
以上のように、出会い系サイト規制法が制定された後も、新たな形態のコミュニティーサービスやアプリの登場により児童買春の根絶には程遠い状況となっているのが実態です。
法規制の実施によって、かつて援交の温床として危険視された出会い系サイトは18歳未満の児童の援交の温床ではなくなったのに対して、SNSなどより多くの人が使うサービスが援交の新たな温床になってしまっているのはなんとも皮肉な話です。
出会い系 The Boys&Girls
援助交際をする児童というと、派手、不良、ギャルのようなイメージを持つかもしれませんが、実際は、どこにでもいるような、見た目もごく普通の女子がやっていることも珍しくありません。
児童が援助交際をする一番の理由は、短時間で簡単に大金が手に入るためですが、中には周りの影響からただの興味本位や、高校生活の記念に一度だけやってみたかった、というような軽い気持ちで援助交際をしてしまう児童もいます。
また、家庭の問題や人間関係から愛情に飢えていたり極度の寂しがりやであったり、精神的な問題を抱えるメンヘラ女子であることも多いです。