出会い系やアプリでの出会いやパパ活は性病感染のリスクが高い!?実態と対策は?

ハッピーメールやワクワクメールなどの出会い系やマッチングアプリで性病をうつされるリスクは?オーラルセックスを含む性行為を通じて感染するリスクのあるクラミジアや淋病、梅毒、HIVといった感染症に罹るリスクや感染しないための対策について解説。

出会い系やマッチングアプリの出会いは性病に感染するリスクがある?

不特定多数との性交経験が多い出会い系の女性はクラミジア、梅毒などの性病感染者である可能性が高い。

特に、援デリ業者が派遣してくる女性や売春目的の援交女性は、性病に感染しているリスクが非常に高い。

最近では大人の出会い系マッチングアプリでパパ活が流行していることもあり、HIVも含め病気にかかるリスクは高まっているので注意が必要だ。

出会い系やマッチングアプリでの性病感染対策のための薬やコンドームの写真

出会い系やマッチングアプリでの出会いは性病に気をつけよう

恥ずかしい話だが、私は過去にクラミジアに感染した経験がある。

原因は、出会い系で知り合った女性との性行為。当時はまだ性病の知識もなく、「風俗は危ないらしい」といった程度の認識だった。

一度性病を経験してからは性感染症の正しい認識とリスク管理を徹底するようになり、それからは一度も感染することなく出会い系やマッチングアプリでの出会いを楽しめている。

この記事では自分自身の経験を踏まえ、性病に関する情報と出会い系やマッチングアプリを使って出会い、セックスをする上での心構えをレポートしていきたい。

  1. 出会い系やマッチングアプリは性病が蔓延する原因のひとつ
  2. 援デリや援交女性は性病の感染リスクが高い

出会い系やマッチングアプリは性病が蔓延する原因のひとつ

出会い系やマッチングアプリを利用する男性は、女性と性行為をすることが一番の目的であることが多いが、出会い系で知り合った相手と性行為をする上で性病に感染するリスクは無視できない問題だ。

特に出会い系を利用するユーザーは、自分と出会う前に不特定多数と性行為を重ねていることも多く、職場や友人を通じて知り合った相手よりも性病に感染している可能性が高い。

コンドームを使用すれば性病に感染するリスクをかなり減らす事ができるが、出会い系や大人のマッチングアプリで性行為を楽しむような女性はコンドームなしの性行為を受け入れやすい傾向にある。

また、コンドームだけでは防げない性病もあるので、出会い系や大人のマッチングアプリで女性と会うときは、ある程度性病に感染する覚悟も必要だ。

たとえば、近年日本で流行が拡大していると言われる梅毒は、ディープキスやフェラやクンニリングスといったオーラルセックスでも感染するリスクがある。

詳しくは下記、厚生労働省の性感染症に関するQ&A を参照してもらいたい。

Q3 オーラルセックスでうつる性感染症について教えてください。

 (1)淋菌感染症(いわゆる淋病)

(中略)

 (2)クラミジア感染症

(中略)

 (3)単純ヘルペス感染症

(中略)

 (4)梅毒

[出典]オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A|厚生労働省

出会い系での性病感染の実態と体験談

このように、PCMAXやワクワクメール、ハッピーメールといった出会い系で出会った相手に性病をうつされる人は実際に少なくないのだ。

援デリや援交女性は性病の感染リスクが高い

出会い系に登録している女性のなかでも、援デリ業者が派遣してくる女性や売春目的の援交女性は、性病に感染しているリスクが非常に高い。

通常の風俗店では、性病対策として女性には性病検査を定期的に受けさせているが、援デリ女性や援交女性はお店に管理されているわけではないので、自身が性病に感染していることに気づきにくい。

また、女性が性病に感染していることを自覚しているにも関わらず男性と性行為を続けるような女性も少なくない。

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出会い系での性行為で感染しやすい主な性病

性病には多くの種類があるが、特に感染者が多い警戒すべき性病を紹介しよう。

  1. 梅毒
  2. クラミジア
  3. 淋病
  4. その他の性病

梅毒

近年急増している性感染症。ペニシリンが普及した1940年代以降は怖い病気ではなくなったが、感染力の高さから現在も世界各地で流行を繰り返している。

日本でも2011年から感染者が増加し始め2021年には7,875人が感染、2000年以降で最多の患者数を記録した。2010年の621人から比較すると実に10倍以上の患者数となっており、現在も増加傾向にある。

近年の梅毒患者報告数の推移
患者報告数
2008年827人
2009年691人
2010年621人
2011年827人
2012年875人
2013年1,228人
2014年1,661人
2015年2,690人
2016年4,575人
2017年5,826人
2018年6,923人
2019年6,590人
2020年5,807人
2021年7,875人

2008年~2021年第52週までの梅毒患者報告数(国立感染症研究所のデータを基に作成)

[データ引用元]日本の梅毒症例の動向について(国立感染症研究所)

近年の梅毒患者の急激な増加は、外国人観光客の増加との関連が指摘されている。外国人の日本国内での風俗利用が増え多くの風俗嬢が性病に感染、そこから日本人にも広がりを見せているようだ。

先ほども紹介したように、梅毒は性行為だけでなくフェラチオなどのオーラルセックスやディープキスでも感染するので、本番無しの風俗だからといって安心はできない。

このように、20代などの若い世代に梅毒感染者が急増している原因として出会い系アプリでの出会いを指摘する声は根強くある。

梅毒の症状

初期の症状は感染部位に赤いしこりやただれ、股の付け根の部分のリンパ節が腫れる。痛みはない。

次に、全身のリンパ節が腫れ発熱や倦怠感が現われ、赤い発疹が全身に広がっていく。その後一旦症状が消え潜伏期となる。

潜伏期が終わると皮膚、骨、筋肉にゴム状の潰瘍が発生し、いずれは臓器も冒され死に至る。

クラミジア

感染者が最も多い代表的な性病。

10代から20代の女性では、5~10人に1人の割合で感染しているといわれるくらい一般的な性病である。性交経験のある女性では8割程度が人生で一度は感染するともいわれる。

女性は感染した自覚症状がほとんどないこともあり、治療されず放置されることが多いのも感染が広がる原因のひとつである。

また、クラミジアは性器に感染する「性器クラミジア」と喉(のど)に感染する「咽頭クラミジア」がある。

感染者が多いのは「性器クラミジア」だが「咽頭クラミジア」はディープキスやフェラチオなどのオーラルセックスでも感染の可能性があるので非常に厄介だ。

性器クラミジアの症状

尿道がむずがゆい。排尿時に痛み。睾丸あたりに痛み。放置すると不妊の原因になる。

咽頭クラミジアの症状

自覚症状はほとんどない。

淋病

クラミジアに次いで多い性感染症。女性は自覚症状が少なく放置されることも多い。

淋病は性器だけでなく咽頭に感染するので、ディープキスやフェラチオなどのオーラルセックスでも感染する

淋病の症状

排尿時の痛み、尿道から膿が出る

咽頭淋病の症状

自覚症状はほとんどない。

その他の性病

上で紹介した性病以外にも「ケジラミ」「B型肝炎」「エイズ(HIV)」「性器ヘルペス」など多くの性病がある。このなかでも「エイズ(HIV)」「性器ヘルペス」は治療が困難な病気である。

出会い系での性病感染を予防するための対策

信頼できる特定のパートナー以外と性交渉を行う限り、性感染症を完全に防ぐことは難しいが、少しでも性病を防ぐために心掛けることを挙げていこう。

  1. コンドームを使用する
  2. 援デリや援交目的の女性と会わない

コンドームを使用する

性交渉でのコンドームの使用は望まない妊娠を避けるだけでなく、性病予防の基本でもある。

また、コンドームは女性に対するエチケットであり、女性と出会うときは必ず携帯するようにしよう。

オーラルセックス時にもコンドームを使うのが理想

性病は性行為で感染するという認識は多くの人が持っているが、フェラチオやディープキスで感染するということはあまり認識されていない。

上で紹介した感染しやすい性病は、すべてフェラチオやクンニなどのオーラルセックスでも感染する可能性があり、近年の患者数の増加と無関係ではない。

性交時にのみコンドームを装着するだけでは完全に性病を防ぐことはできず、オーラルセックス時からコンドームを使用することが望ましいが、それを実行している人は皆無だろう。

性病は、性行為やオーラルセックスだけではなく、ディープキスでも感染することはあまり知られていない。もちろん感染率は性行為よりも低いが、不特定多数の人とディープキスをすることは危険な行為であることに変わりない。

またディープキスは、性病だけでなく「単純疱疹(単純ヘルペス)」「伝染性単核球症(EBV)」などの病気に感染するリスクがあることも覚えておこう。

援デリや援交目的の女性と会わない

援デリ業者が派遣する女性や売春目的の援交女性は、日常的に不特定多数の男性とSEXをしているので、性病を持っている可能性が非常に高い。

女性が「最初だけ2万お願いします」のように金銭を求めてきた場合は、絶対に会うのはやめておこう。

性病検査を定期的に受けよう

性病は自覚症状がない場合や症状が軽いことで感染に気付かないことも多い。

私自身も自覚症状がなかったため感染が発覚したのは保健所でエイズの無料検査を受けたときだった。

病気自体は薬ですぐに治ってしまったが、それからは定期的に性病検査を受けるようにしている。

出会い系で女性と肉体関係をもったときは、自分自身のケアと感染を広めないためにも定期的に性病検査を受けることをおすすめする。

  1. 無料でできる性病検査
  2. 自宅でできる性病検査

無料でできる性病検査

性病の検査は全国の保健所で無料で受けることができる。

検査できる性病は主に、エイズ(HIV)・梅毒・クラミジア・B型肝炎、だが、保健所や日程によってはエイズ検査のみという場合もある。

検査は無料、匿名で受けることができ、夜間や休日に検査を実施している保健所もある。また、エイズ検査のみなら即日検査も行われているので、気軽に検査を受けることができる。

性病検査を受けることができるところを調べるには「HIV検査・相談マップ」というサイトが便利だ。

※参考リンク:HIV検査・相談マップ

自宅でできる性病検査

保健所まで行くのが面倒な人やスケジュールが合わない人、また、検査したい性病が保健所で受け付けていない時は、自宅でできる性病検査が便利だ。

私はクラミジア検査で定期的に利用しており、非常に手軽にできるので重宝している。

検査は匿名で申し込むことができ、郵送されてくる検査キットを郵便局留めなどにすれば、家族にバレることなく検査することができる。

検査の流れは次のサイトが参考になる。

※参考リンク:検査の流れ(STD研究所)

出会い系やアプリでの出会いで性病にならない、うつさないための対策

出会い系や大人のマッチングアプリは不特定多数の人と出会うことが目的のサービスであり、そのような女性と性行為をする限り、性感染症を完全に防ぐことは現実的には難しい。

しかしながら、出会い系や大人のマッチングアプリの利用マナーとして、性病をもらわない移さないことを心掛けることは非常に重要である。

そのためにも、最低限できる性病対策として、次のことを守っていきたい。

  1. 性交時だけでもコンドームを使用
  2. 援デリ・援交女と会わない
  3. 定期的に検査を受ける

性交時だけでもコンドームを使用

本来はフェラチオ時にもコンドームを使用するのが理想だが、それが無理なら性行為のときだけでもコンドームは必ず使用したい。

性交時のコンドームの使用だけでも性病に感染するリスクはかなり減らすことができるし、エイズのような性交が主な感染経路となる性病は、ほぼ防ぐことができる。

援デリ・援交女と会わない

援デリ、援交など不特定多数の相手と日常的に性行為をしている金銭目的の女性とは会わない。

援デリ・援交女の性病を持つ確率は、一般の女性に比べかなり高く、感染のリスクが大きすぎる。

定期的に検査を受ける

保健所で行われている性病の無料検査や、自宅で検査ができるサービスを利用して、定期的に性病検査を受ける。

現在、自覚症状がない人でも過去に心当たりがある人は一度検査を受けてみることをおすすめする。

出会い系の性病のリスクと対策のまとめ

出会い系やマッチングアプリの出会いでの性病感染のリスクと性病に感染しない、させないための対策についてまとめてみよう。

Q. 出会い系で性病をうつされるリスクはある?
A. 出会い系や大人の関係用のマッチングアプリには不特定多数の相手と肉体関係を持っている人が多いので、性病の罹患リスクは高い。
Q. マッチングアプリの出会いでも性病になる危険がある?
A. 恋愛や婚活目的のマッチングアプリであれば性病感染のリスクはそこまで高くないが、最近流行の大人の出会い系マッチングアプリは割り切りやパパ活目的で使う人が多いので性病になるリスクがある。
Q. 出会い系やマッチングアプリでうつされるリスクがある性病や病気とは?
A. クラミジア感染症や淋病、梅毒などの他、HIVの感染リスクもある。特に援デリ業者が派遣する女性と関係を持つと性病になるリスクが高いので注意が必要。
Q. ハッピーメールやワクワクメールでも性病になる危険がある?
A. ハッピーメールもワクワクメールも大人の関係や出会いが盛んな人気の出会い系なので性病になるリスクがあることを前提にコンドームの着用などをぜひ心がけたい。
Q. 出会い系やマッチングアプリで性病にならないための対策は?
A. 性行為時は必ずコンドームを着用すること。できればオーラルセックス時にも着用するのが望ましい。

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